感想シートを導入する
あなたのヨガの活動にミラクルを起こすのが「感想シートの導入」です。
感想シートの導入というのは、クラスの最後に図のような感想シートを生徙さんに書いてもらうというもの。
ハーブヨガのクラスでは体の絵が書いてあって、生徒さんは視覚に自分の体についてメモをいれてもらうようにしています。
そして、今リのクラスの感想について、生徒さんの声を拾い上げるために行います。
「ははあ、そうやって生徒さんの声を間いて、自分のクラスの問題点を把握して、レベルを上げていくんですね?」
確かにそのとおり。小学校の時に先生に言われたのは、テストを受けることが大事なんじゃなくて、採点結果でどこを間違ったのか直すことだったと思います。
いわば、この感想シートというのは、あなたのクラスの採点結果でもあるんです。
逆に言えば、感想シートも書いてもらわないでクラスを行うっていうのは、テストを受けっばなしで終わっているようなもの。
自分のレベルアップの秘密が隠されているのに、それじゃあ、非常にもったいないですよね。
そして、自分のクラスの何が問題なのかわからないと、今までのレベルのままのヨガクラスを繰リ返しつづけるしかないのです。進化しないものには誰も魅力を感じるはずがありませんよね。
すると、生徒さんの数は頭打ちになるし、そこからはどんどん減っていくこと になるわけです。だからこそ、感想シートをしっかリ書いてもらって、あなたに渡してもらうよ うにするんです。
ここまで書くと、「でも、自分のためだけに感想シートをわざわざ書いてもらうなんてワガママなんじやないの?」っていう反論も間こえてきそう。
しかし、感想シートを導入することは生徒さん側にも大きなメリットがあるんです。
生徒さんは感想シートを書く作業を通じて、その時のクラス内容を一番最初から思い出して追体験することができるのです。
なぜこれが必要かというと、追体験することによって、生徒さんが受けたばかリのクラスの真価をしっかりと理解できるようになるってことなんです。
私たちの頭は放っとけば好き勝手にいろんな事を考えて、過去のことを忘れてしまうような造リになっています。
特にヨガではシャバ—サナをすると、たかが30分前に行ったことですらも、すぐに掻き消えてしまいます。
あなたのクラスがいくら素敵で気持ちよかったとしても、クラス終了後にはそ れすらも忘れて「これからは何をしようか?」という思考が始まってしまうんです。
例えば、あなたの生徒さんがクラスの最初の所で呼吸法を行なっている時に背中に違和感を感じていたとします。そして、クラスのどこかの時点でその違和感がなくなって、とても気持ちが晴れやかになったとしましょう。
しかし、感想シートがなければ、クラスが終わって?着替えているころには記憶は搔き消えて、「夕飯はどうしよう?」に変わつてしまうわけです。
これって、非常にもったいないことだと思いませんか?
だって、あなたのクラスがいくら素晴らしくても、その真価を生徒さんがしっかりと評価できないのですから。
そして、そのタイミングを逃すと、生徒さんはヨガの素晴らしさに気付くことなく、リピートの必要性も感じなくなってしまうのです。
しかし、感想シートを渡されると、生徒さんは
「今日はクラスの最初の方で、こんな発見があったな…」
「今日のクラスはここが痛かったな…」
「そういえば、呼吸が楽になった」
と思い出しては書いていくことができます。
この「一度忘れてから思い出す」っていうブロセスは脳科学 的にも記憶を定着させるのに、とっても有効だと言われています。
その結果、生徒さんの潜在意識の中にヨガクラスの意義と楽しさを植え付けることができるのです。
すると、生徒さんは「あなたのヨガクラスつてすごい!」と、あなたのヨガクラスのことをもっと好きになっつていく。
好きになったら次のクラスに来る可能性が高くなるよね。
次のクラスでも、もちろん、感想シートを書いてもらうことで。習慣化を応援するのです。
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